みなさん、和太鼓(わだいこ)を見たこと有りますか。
そうです、夏祭りや盆踊りの際に櫓(やぐら)に設置されていたり、寺社仏閣などの儀式などでも使用されている太鼓のことです。
その和太鼓とは日本の太鼓の総称であり、
大まかに分類をすると長胴太鼓(宮太鼓)、桶胴太鼓、附締太鼓の3種類に分けることができます。
その和太鼓の歴史は古く、実は縄文時代の頃から情報伝達の手段として利用されていたそうで、
日本神話の、天照大御神が天岩戸に隠れ、世界が暗闇に包まれた岩戸隠れの伝説でも
桶を伏せて音を鳴らしたと伝えられているそうです。
また古墳などから、太鼓として使用されていたと思われる土器や、「太鼓を打つ人物埴輪」像などが出土されています。
その後戦国時代には、自軍の統率をとるために太鼓を利用した陣太鼓や、お囃子太鼓などが隆盛をしました。
そのような歴史がある和太鼓は、現在ではプロ和太鼓集団も結成されて各地で演奏をされたり、
海外からの賓客を対象として演奏をされたりしています。
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